どうも送球児(そうきゅうじ)です。
今回はハンドボールのルールについて、
初めての方でもわかるように解説していきたいと思います。
ハンドボールのプレー人数
ハンドボールのプレイヤーは1チーム7人構成になります。
ポジションは
センター、左45℃、右45℃、左サイド、右サイド、ポスト、キーパーが基本です。
ベンチに入れる人数は、
原則として、
部長・監督・コーチ2名・トレーナー・主務・選手14名(ユニフォームを着れる)の20名になっています。
選手交代は審判に申告することもなく、交代ラインから
時間内であれば何度でも交代することができます。
ハンドボールのボールについて
・一般男子・大学男子・高校男子用
3号球 58~60cm 425~475g
・一般女子・大学女子・高校女子・中学生用
2号球 54~56cm 325~375g
・小学生用
1号球 49.5~50.5cm 255~280g
ハンドボールコートについて
ハンドボールをやったことのない方にとって、どの線がどんな意味なのかいまいち掴みづらいですよね。
この画像を見ていただければ何となくの外観は伝わるかと思います。
この後の説明でも出てくる用語があるので、この画像と見比べてみてくださいね。
ハンドボールの競技時間
※画像はイメージです。
・正規の時間
高校生以上は、前半が30分、後半が30分です。
中学生は、前半が25分、後半が25分です。
休憩時間は、15分で共通です。
・延長
正規の時間で勝敗が決まらない場合は、
5分の休憩をはさみ10分間試合をします。
・7メートルスロー対決
それでも決着がつかない場合は7メートルスロー対決(サッカーのPKのようなもの)を行います。
タイムアウト
ハンドボールでのタイムアウトのルールでは、
チームタイムアウトは各チーム、競技時間中の前後半に1回ずつと決められています。
チームタイムアウト時間は1分間となっています。
ゲームの流れを変えるため、このタイムアウトをうまく使って
監督が支持を出したり、仲間同士で戦術の確認などをします。
※加えて、延長戦にてのタイムアウトルールはないので心掛ける必要があります。
勝敗の決定の仕方
ハンドボールの勝敗を決めるのは、
相手チームのゴールにどれだけシュートを決めたかで勝敗が決定します。
また、ハンドボールは攻守一体の為シュートを多く決めるのと同時に
ディフェンスでも相手チームのシュートを防ぐことを常に意識しなければなりません。
チーム層が厚い、日本代表レベルになるとディフェンスに専念するプレイヤーやオフェンスに専念するプレイヤーに分かれることがありますが、
選手交代のすきを突かれてしまう危険性もあります。
中学、高校レベルだとディフェンス、オフェンス両方やるのが基本となっています。
反則や罰則について
ハンドボールの反則の頻繁に見られるものを解説します。
・オーバータイム
3秒を上回ってボールを保有している状態が持続すること。
・オーバーステップ(オーバー)
ボールを保持して4歩以上歩いてしまうこと。ハンドボールだとボールを空中でキャッチし着地すると0歩で、その箇所から3歩まで動けます。分かりやすく言うと0⇒1歩⇒2歩3歩と4歩歩けるということです。
※バスケットボールにはピボットという片足を軸として移動する足運びがありますが、ハンドボールではピボットも一歩にカウントされるので気をつける必要があります。
・ダブルドリブル(ダブドリ)
ドリブルしたボールを一度持ったあと再びドリブルをすることを指します。
・プッシング
相手を押したり突き飛ばしてしまうことを指します。
※一方、ハンドボールではバスケットボールなどに比べ正面からのコンタクトは許容される場合が多いです。
・キック
キーパーは足に触れても良いですがコートプレイヤーは足でボールを扱うことが禁止されています。
・パッシブプレー(パッシブ)
シュートする姿勢が見受けられずにパス行為が所定の時間以上に行われている状態。
・ラインクロス(ライン)キーパー以外が6 mラインの中に侵入すること。ですが、シュートのためにジャンプをして打ち終わってから滑り込むのは問題ありません。
・ホールディング(ホールド)
相手選手を腕や手で捕まえること。
・チャージング(チャージ)
攻めている選手が真正面から相手にぶつかること。
・ハッキング
ボールを持っている手などをたたくこと。(ボールをたたくのはOK)
・バックパス
味方のゴールキーパーが6mライン内にいるのにパスを出してしまうこと。ゴールキーパーが6mラインから出ていればOK。
・警告(イエローカード)
危険な反則やスポーツマンシップに反する行為と審判が判断した場合に宣告されます。横から選手を押す。腕を首に引っ掛けるなど。
・(2分間)退場
個人に対して警告が2回出たとき、もしくはチーム合計で3回目以降は2分間退場になります。個人の場合一発退場もあります。もしくは警告を2回うけると2分間の退場となります。退場となった選手は2分後に再出場できるルールとなっています。
※なお警告がチームで累積3枚を超えると、その選手が初めての警告に相当するプレーであっても退場となるルールがあります。
・失格(レッドカード)
3回目の退場で失格となりその試合は再出場できなくなります。退場と同様にチームは2分間は退場者との交代は出来ず少人数でプレーしなくてはなりません。2分過ぎた後には、失格した選手とは別の選手を復帰させることが可能になります。
レフェリー(審判)
ハンドボールの審判は2名で進行します。
2人の審判は変わらない権限を所有しています。
ゴールライン側の審判と、センターライン側の審判に分かれ役割を交互に行います。
ハンドボールにおける審判の責任はとても重要だと言えます。
ルールで身体のコンタクトがある程度承認されていることや試合展開が速いこともあって、ハンドボールの審判には適正に公正にジャッジをする技量が必要不可欠です。
従って審判には選手と同様の高い持久力とスピーディーで状況に応じた判断力、十分な経験が求められます。
百聞は一見にしかず!日本代表の動画からルールを学ぶ。
※試合開始は動画の10分30秒頃からです。
百聞は一見にしかずですので、
今見たルールをこの動画でおさらいしてみてくださいね~!



